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Question ID = 0106

Assigned Member (担当者)

Name and Institute (質問者/機関)

三石 郁之 (ISAS/JAXA)

Question (質問)

HXD/PINの解析を行っているのですが、CXBの評価を、

http://heasarc.gsfc.nasa.gov/docs/suzaku/analysis/pin_cxb.html

の例にならって行ったところ、作成されたファイルのchannel numberが 1-256 となっていました。これは他のファイル(例えばNXB) のchannel numberの 0-255 と異なっているため、mathphaなどで足し合わせることがで きませんでした。使用したレスポンスはae_hxd_pinflate3_20070914.rspで、 xspec versionは 12.4.0ad です。 これらはどちらかのchannelに合わせる方がよろしいのでしょうか。 また、合わせるのであれば、どのように合わせればよろしいのでしょうか。 よろしくお願いします。

Answer from(回答の文責)

ヘルプデスク当番 兼 HXD チーム: 寺田

Answer (答え)

この問題は 2007年夏に GSFC から指摘され、2008年1月の CALDBで対応が終了したものです。 PIN チャンネルの正しい定義は、
0-255 (ch)
です。 これは rsp file の 'F_CHAN'TLMIN, TLMAXで定義されています。 2007年の rsp file (ae_hxd_pinflate3_20070914.rsp etc) は 1-256と 定義されていていろいろな不具合を起こしますので、こちらは使用せずに、 2008年1月以降の rsp file (ae_hxd_pinflate3_20080129.rsp etc)を 使用してください。こちらで fakeすると、TLMIN1 = 0, TLMAX1 = 255で 定義された PHA ファイルが得られるはずで、NXB file とも consistent になるはずです。

ちなみに、間違った rsp を用いると、fakeit と fakeit none で違いが出るという話は、 (2008年1月現在に) GSFCも認識していましたので、今回は GOFへのアクションはとっていません。

Status (詳細なステータス)

2008-09-02 Accept
2008-09-03 Done

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