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Question ID = 0080

Assigned Member (担当者)

2007-11-09 A. Bamba

Name and Institute (質問者/機関)

 寺島 雄一 (愛媛大・理・物理)

Question (質問)

2006年3月末と4月に観測された、ver 2 processingのデータをいくつか 解析しています。地没の時間帯について、HXD PINのデータとリリース されているNXBのカウントレートを比較すると、データ/モデルの比が0.90 くらいになっていました。

ver 1のときには、2006年3月から5月の時期用にMETHOD=LCFITの NXBがリリースされていましたが、ver 2でもそのような扱いになるので しょうか。また、リリースされるとしたら、いつごろでしょうか。

Answer from(回答の文責)

HXDチーム

Answer (答え)

2006年3月のPIN NXBは、ver2 でも METHOD=LCFIT を使用すること になります。

HXDバックグラウンドモデルは、プロセス終了後にすぐに出す quick NXB として bgd_a 相当を配付し、より詳細な NXB として、プロセス 1.5 ヶ月後にMETHOD=LCFITを配付する、という方針ですすんでいます。 METHOD=LCFIT は (PIN でも) ver2 GSO のプロセスが終了して から製作開始となるため、11月現在 は配付できておらず、12月中旬 ころを目処に全てデータがそろう予定です。

ver2 の METHOD=LCFIT では、手法はver1.2と基本的に同じですが、 バグfix、パラメータを少し安定化させること、さらにver1.2のときは ある時期のデータが若干抜けた状態で作ったので精度が悪くなる 場面があったこと、などが改善されると期待しています。

しかし、2006年3月(epoch1)のデータに関しては、ver1.2 の METHOD=LCFIT PIN NXB をそのまま ver2.0 データに適用すること もできるので、当面はそのように解析していただきますよう、 よろしくお願いします。

HXDチーム

Status (詳細なステータス)

2007-11-09 Accept
2007-11-13 Reso
2007-11-14 Done

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