2007-07-24 Y.Terada
森井幹雄/ 立教大学
XISの night earth background を作るscript とその説明のところで混乱しました。
http://www.astro.isas.jaxa.jp/suzaku/analysis/xis/nte/
次のように変えたほうが良いのではないかと思いましたので報告いたします。
- 観測データに、3x3 と 5x5 のデータがある場合は、
先に、xselect で マージしてから mk_corsorted_spec_v1.0.pl
を実行しないといけないと思いますが、説明文にはそのように記載されていない。
解析していて、Non-X-ray Background の量が少な過ぎることに気がついて、分かりました。
- mk_corsorted_spec_v1.0.pl
の中の冒頭で、
file が存在するかどうかチェックする部分
は中途半端なので、むしろ無い方がいいのではないかと思いました。
例えば、data directory に、 xis0 のデータが、3x3 と 5x5 の2ファイルあったとき、
最初に見つかるファイルしか処理できません。
この冒頭部分 を削除すれば、
下記のように入力することにより、3x3 と 5x5 のデータがあったときでも同時に読み込むことができます。
./mk_corsorted_spec_v1.0.pl \
-i '"aeXXXXXXXXXxi0_0_3x3n066a_cl.evt.gz aeXXXXXXXXXxi0_0_5x5n066a_cl.evt.gz"' \
-d . \
-e aeXXXXXXXXX.ehk.gz \
-ed . \
-s 0 -o src -r box.reg
- mk_corsorted_spec_v1.0.pl の下記の部分: "save spectrum"
のところを実行すると、
!> Group ( or rebin ) the spectra before outputting? >[no]
聞いてくるのですが、それに応えていないために、
extract image, save image が実行されていない。
print com "select hk \"COR>${cor1} && COR<=${cor2}\"\n";
print com "extract spec\n";
print com "save spectrum ${out_pi}\n";
print com "extract image\n";
print com "save image ${out_img}\n";
首都大石崎さん
XIS team (阪大田和さん)
- 確かに、マージして実行することを想定しているにもかかわらず、マニュアルには
そのように書いていませんでした。正式な WWW page はこちらに修正/開設されました。
- こちらは、前に石崎さんにお渡しした ftools 用の version では、
「file が存在するかどうかチェックする部分」は既に消しています。
ただこちらの version では、森井さんが提案されているような、
"aeXXXXXXXXXxi0_0_3x3n066a_cl.evt.gz aeXXXXXXXXXxi0_0_5x5n066a_cl.evt.gz"
といった複数のファイルの同時入力はできないと思います。
というわけで、改めて修正した script (v2.1)一式をこちらに置きます。
(注意)
正式には、ISAS WWW pageから配布 and/or HEADAS から配布 されます。
2007-07-21 Accept.
2007-07-24 Circulate to the XIS team
2007-08-12 Answer from the XIS team
2007-08-24 Done.
|